自分が包茎だと気付いた後、最初の挫折を味わったのは修学旅行の時でした。
ボクの高校の修学旅行は、ありがちな京都・奈良巡りで、神社仏閣ばかりだったとは言え、その時は包茎だなんて事は一切頭に浮かばず(苦笑)それなりに同級生達との楽しいひと時を過ごせてました。
だけど、それも夕食まででした。
夕食後、入浴時間になったんで同級生達と大浴場に行きました。
今から考えると、その時なんで素直に行ってしまったんだかわかりませんが、周りを見回したら、殆どの同級生はタオルを巻いて大浴場に入って来てましたんで、安心してボクも巻いて入りました。
そこまでは良かったんです・・・
皆が体を洗い終われば当然湯船に入ります。
ボクも入りました。
でも、湯船の中までタオルをつけてる同級生は一人も居ません。ボクは湯船に浸かる寸前に素早くタオルを外す、という技を使って何とか乗り切ってみました(苦笑)
ですが、軽く浸かってとっとと湯船から上がろうと思ってたら、運命の時が訪れたのです・・・
「お前ら、皆包茎だな。俺もそうだから安心したぜ!」
この年頃の男子が集まれば当然始まる(?)ペニスの大きさ自慢からの流れで、同級生の一人がそう言い出しました。皆もつられて、包茎告白大会が始まりました。
結局その場に居た同級生で包茎じゃなかったのは一人だけでしたんで、ボクも安心出来たのですが、ある同級生がこう言い出しました。
「包茎だけど仮性だから良かったぜ!真性包茎だったら人生終ってたな!」
・・・その言葉を聞いた時のショックは筆舌に尽くしがたいと言うか、何年も経った今でも上手く言い表せる事ができません・・・
他の同級生も「そうだよな」と同意してるんで、ボクもなんとかその場は周りに合わせていましたが、「ちょっとトイレ」って言い残してすぐ大浴場から逃げ出しました。
その日は調子が悪いって事にしてすぐ寝てしまいました。次の日からは風邪ひいたって事にして風呂回避したのは言うまでもありません。
そうして楽しい筈のボクの修学旅行は、どうも本気で楽しめぬまま終ってしまいました・・・